やっと終わった~!
鬼門の「心理統計法特論」期末レポート課題。
大学院の期末試験は、教室でテストを受ける代わりに、約2週間かけて長文のレポートを書くのです。
そしてその締め切りは、お盆の真っ最中。
途中で他の集中講義も挟まるから、夏休みなんてあってないようなものだ。
統計法の期末課題で私が選んだのが、「175カ国117,293人の参加者による、恋愛とパートナー選好に関する異文化間データ」。
その膨大なデータの中から「性別」と「浮気の経験の有無」の組み合わせで尤度比検定を行い、x²分布による近似計算法でP値の評価を行った。
統計解析用のプログラミング言語「R」を駆使し、クロードさん、チャッピーさん、ジェミニさん、副操縦士さんら生成AIの助けも借りて、なんとか締め切り前日にレポートを仕上げた。
と、こう書くといかにも統計を理解しているように聞こえるが…
実は、最後までわからんかった。
レポートが書けたのは、休日の午後、バイパス沿いのスターバックスに呼び出されて、一杯のフラペチーノと引き換えに全面協力してくれたクラスメート(中学時代から交際している彼氏を尻に敷く女王Hさん)のお陰だ。
それにしても、まさかこの年で統計解析言語と格闘することになるとは…
心理系大学院で経験する数多ある実習の中で、最近始まったのが「電話相談実習」。日常の悩みや不安、こころの健康に関する相談を電話で受け付ける窓口の、相談員を務めるのだ。
電話を掛けてくる人は、統合失調症と思われる患者さん、「死にたい」と訴えてくる人、ひたすら「もやもやする」を繰り返す人、1時間に30数回ワン切りコールする強迫神経症と思われる人など、さまざま。
相談員を務める修士2年の先輩たちの受け答えは、慣れたものだ。
こんなこと、果たして自分にできるのか?
今のところは陪席で済んでいるが、夏休み明けには本番がやってくる。
不安が募る。
午後7時に実習を終え、引き続きスーパービジョン(指導教員による振り返り面接)を受けた。今夜のスーパーバイザーは、メタルフレームの眼鏡をかけた知的美人のO先生。各々の事例を丁寧に聴いて、的確なアドバイスをくれる。
1時間の面接が終わり、研究室の白壁に停まった蚊を一撃で仕留めながら、O先生がつぶやいた。
「実は私も夜中に寂しくなった時、つい電話相談に掛けちゃうのよね。『こんな時間にスミマセン~』なんて言いながら」
せ、先生…
ダイジョーブ?
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| Summer camp, Nagano Japan 2026 ※写真と本文は関係ありません |

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