心理系大学院の何が大変といって、夏休み中も関係なく行われる集中講義と、次々と襲ってくるレポート課題の締め切り…
いやまぁ、それは想定内だとしよう。
個人的にしんどく思うのは、ロールプレイやワークで、日々自分の心と向き合わなければならないことだ。
精神分析の世界には、「人の心をケアする前に、まず自分自身の心の傷を修復しなければならない」という考え方がある。
親子関係や学校生活など、過去にあった出来事を振り返って「その時、何を感じたのか」「それが今の自分にどう影響しているのか」を探っていく。
時には、思い出したくないことまで思い出してしまう。
いやいや、「自分」と向き合うのが、こんなに大変な作業だとは…
天才的なイノベーターには、子ども時代に深刻ないじめに苦しんだ人物が目立つ。その体験は、イノベーターたちの思考や行動原理にどのような影響を与えたのか。
日経ビジネス電子版から、一部を紹介します。
・テスラやスペースXの創業者イーロン・マスクは子どもの頃、いじめっ子グループに学校で集団暴行を受け、顔面が血まみれになるほどの大けがを負って手術を受けた。執拗ないじめは長期間続き、何度か転校もしている
・親しい友人がいない孤独な少年だったマスクは、多数決や集団的な意見が常に正しいとは考えず、自分自身の判断を信じる思考を身につけた。「EV(電気自動車)は売れない」「再利用可能な宇宙ロケットは実現不可能だ」といった業界の常識を疑う姿勢は、孤独の中で生きてきた経験と切り離して考えることはできない
・アップル創業者スティーブ・ジョブズも、いじめを受けている。成績優秀で、1年飛び級で中学校に入学したジョブズは、同級生より体が小さいうえに生意気で、クラスメートは絶えず彼に嫌がらせをしたり、いじめたりした
・執拗ないじめに耐えきれなくなったジョブズは、両親に訴えて「転校させてくれないならもう学校には行かない」と主張。ジョブズの両親は、本人が安心して教育を受けられそうな地区を探して、新しい自宅まで購入した
・ジョブズも多数派の意見に従うのではなく、自分自身が「反逆者」であることを信条にした。自分の心の声に従って行動することを重視し、2005年の米スタンフォード大学の卒業式でも、「他人の考えに従って生きるのではなく、自分の心と直感に従う勇気を持とう」というメッセージを発信している
・悲惨ないじめを乗り越えた経験は、イノベーターたちの精神的な強さにもつながっている。自分のアイデアを周囲に否定され、味方になってくれる人がほとんどいなくても、自分の信念を貫き、成功するまで努力を続ける──。そんな精神的なタフさは、逆境において培われる
![]() |
| Summer Camp in Yatsugatake, 2026 |

0 件のコメント:
コメントを投稿