心理系大学院には、高価な知能検査キットが揃っている。
先日、練習を兼ねて、クラスメート同士で知能検査を取り合った。
子ども用の「ビネー式知能検査」で私は、5歳児用の問題を本気で間違えた。
ボクの頭って、いったい…
次に、成人用の「WAIS―Ⅳ(ウェクスラー式知能検査)」をやってみた。
なにぶん、検査者も被検者も、お互い慣れない初心者同士。
ひと通り検査を終えるまでに4時間もかかり、ヘトヘトになった。
そして、生まれて初めて? 自分のIQなるものを知る。
VCI 124, PRI 105, WMI
114, PSI 93, FSI 119
(VCIは言語理解、PRIは知覚推理、WMIはワーキングメモリー、PSIは処理速度、FSIは全検査IQ)
「PSIが…93? つまりぼく、かなり鈍くさい奴ってこと?」
「そういうことになりますね~」
ううう、クラスメートの情け容赦ないお言葉…
ちなみに今回検査をやってくれたのは、優しい笑顔のモ〇カさん。
もし相手が佐野史郎みたいな奴だったら(←古い)、早々にやる気をなくして、悲惨な結果に終わっていただろう。
これでも、実力以上の数値なのかも知れない。
仲間同士で知能検査を取り合っている途中、ふと、病院で看護助手をしていた頃を思い出した。
病院職員であることのメリットは、年2回、かなり精密な健康診断をタダで受けられることだ。
確か、身体の各部位の筋肉量まで計ってくれたような…
勤務先の病院で、初めて健康診断を受けた時。問診表と一緒に、見慣れない紙を渡された。
「血液検査を自分たちでやる場合は、薬剤部まで注射キットを取りに来るように」
周囲を見渡して、その意味がわかった。看護師さんたちは、みな注射のエキスパートだ。わざわざ健診会場に行くまでもなく、仲良し同士、そこらで勝手に血を取り合っている。
さっそく私も便乗。朝食後きっちり5時間のタイミングで、顔見知りのナースに採血してもらい、すぐランチに行けた。
これは便利!
でも残念ながら、
「私の血を取って~」
と頼んでくるナースは、誰もいなかった。
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| Fort Kochi, South India 2026 |

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