大学院でクラスメートOさんが行った犯罪心理学のプレゼンテーションでは、犯罪はとても身近なところで起きる、ということを思い知らされた。
勤務先のガールズバーで出産した赤ちゃんを殺害し、殺人の罪に問われた犯人Sが、Oさんの小中学時代の友人だったのだという…
(以下、Oさんの発表及びYahoo!ニュースより抜粋)
判決公判の起訴状などによると、S被告は昨年9月、東京・池袋にあるガールズバーの勤務中、トイレで出産。赤ん坊が産声を上げたため、出産を知られると店をクビになり生活ができなくなると考え、首を絞めて殺害。遺体をトイレ内のゴミ箱に捨てた。
裁判では被告人質問が行われ、被告の不遇な幼少期が明らかにされた。
三枝被告には、両親と年の離れた姉が2人いた。小学1年生の時に、父親が他界。母親はアルコール依存症となり、部屋はお酒の空き缶、空き瓶が散乱した。食事は母の友人がコンビニに連れていくなどして面倒を見た。
小学5年生の時、イジメをきっかけに不登校に。中学2年生の時、母が他界。姉の支援で高校を卒業し、美容系の専門学校に進学するために上京するが、学校になじめず、不登校に。キャバクラなどでアルバイトを始める。
やがて犯行現場となったガールズバーで働き始め、そこで出会った客と関係を持つ。妊娠が発覚しても、店を解雇されることを恐れて、誰にも相談しなかった。勤務先のガールズバーに荷物を置かせてもらい、ネットカフェで生活していたという。
事件が起きた日、勤務中に激しい吐き気と腰痛に襲われ、控え室とトイレを何度か行き来していたが、その後、トイレで出産。赤ん坊が産声を上げてしまったため、
「どうしたらいいかわらなくて……とりあえず泣きやませないといけないと思って赤ちゃんの首に手をかけた。そのまま連れ出すのは無理と思って、ゴミ箱に入れてしまいました」
異変に気づいた店長から「何があった?」と尋ねられ、トイレでの出来事を伝えた後、「出頭します」と話し、その足で警察に向かっている。
今年5月に開かれた判決公判で、東京地裁は
「予期せぬ早産で衝動的な犯行とはいえ、尊い命を奪った結果は重大」
として、拘禁刑3年6月を言い渡した。
Oさんによると、小中学校時代のS被告は明るい子だったそう。
何度か家に遊びに行ったが、いつも誰もいなくて、室内は汚れていた、という。
※写真と本文は関係ありません
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