2019年9月21日

世界で最も住みにくい町


 英エコノミスト誌が選ぶ「世界で最も住みやすい町」。今年のベスト10は、

   ウィーン(オーストリア)

   メルボルン(オーストラリア)

   シドニー(同)

   大阪

   カルガリー(カナダ)

   バンクーバー(同)

   トロント(同)

   東京

➈ コペンハーゲン(デンマーク)

⑩ アデレード(オーストラリア)

 カナダや豪州の諸都市は順当として、大阪が4位で東京が7位・・・?

 大阪は、梅雨明けと同時に猛暑日が連続する。東京もこの夏、熱帯夜が20日以上続いた。タイやフィリピンの友人たちさえ悲鳴を上げるこの暑さは、もはや災害レベルだ。

エコノミストの英国人調査員さん、8月の両市を知らないナ。

個人的には、カルガリーかコペンハーゲンに住んでみたい。

 いっぽう、「世界で最も住みにくい町」のトップ10はこちら。

   ダマスカス(シリア)

   ラゴス(ナイジェリア)

   ダッカ(バングラデシュ)

   トリポリ(リビア)

   カラチ(パキスタン)

   ポートモレスビー(パプアニューギニア)

   ハラレ(ジンバブエ)

   ドゥアラ(カメルーン)

   アルジェ(アルジェリア)

   カラカス(ベネズエラ)

おどろおどろしい地名ばかりだが、この中の3都市には行ったことがある。

 パキスタンに出張したとき、同僚が現地で暮らす自宅兼オフィスは、塀と鉄格子に囲まれていた。玄関には、銃を持ったガードマンが24時間立つ。

 その彼と、アフガニスタンのカブールで待ち合わせた。なぜか妙に嬉しそう。この町も、防弾仕様車での移動を強いられる、とても物騒な町なのに。

「へへへ、カブールでは酒が手に入るんですよ! ああ楽しみ~♪」

そっか、そーいうことね。

このランキングも公正を装いつつ、実は個人的嗜好が入っているかも知れない。


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