人生で最も縁遠いはずだったハワイ。
思いがけず出張で訪れて、意外にいいところだった。
そして初めて、自腹でハワイへ。
そして初めて、自腹でハワイへ。
「ハワイに行ってきます」とは素直に言えず、「ちょっとアメリカの端に行ってきます」と言って出かけた。
今回最大のミッションは、ノマド生活に備えて銀行口座を作ること。
Bank of Hawaii や First Hawaiian Bank などハワイの銀行はSSN(社会保障番号)がいらない。パスポートだけで口座が持てるのだ。
飛行機は Scoot の大阪~ホノルル線を利用した。
セールで買って、ひとり往復2万5千円。
東京~大阪を新幹線で往復する気軽さで、ハワイに行ける時代になった。
買ってから、この飛行機に乗るには東京~大阪を往復しなければならないことに気づく。
それでも安い。
乗ってみると、就航間もないのに往復ともほぼ満席。でも憧れの?ハワイ行きなのに、機内は静かだ。若い人が多いのだから、もっと明るくはしゃいで欲しかった。
ジェット気流に逆らう帰路は9時間以上かかる。追加料金を払って、最前列の特等席を取った。体は楽だがそこはLCC、映画も見られなければ食事も出てこない。現代版・憧れのハワイ航路はヒマだ。
カップ麺を買ってすする。
カップ麺を買ってすする。
ハワイといえどもアメリカなので、入国が大変。まず出発前に電子ビザを取らないと門前払いを食う。空港では、機械を相手に指紋と顔写真を取られ、さらに入国管理官にも指紋と顔写真を取られた。それぞれ長蛇の列。
現地ではいつものように、キッチン付のサービスアパートを借りた。海が見えること以外は平凡な1ベッドルームが1泊200ドル。しかも税金20ドルと意味不明な「アメニティ・フィー」30ドルが毎日加算された。駐車場代も1泊30ドルで、最近車上荒らしが出たらしい。
典型的なツアーで行くハワイは3泊5日か4泊6日。これでは時差ボケも取れないが、なるほどお金持ちでないと長居はできない。
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