2026年1月31日

香港の休日

  

久しぶりの香港。

空港から2階建てバスで九龍サイドに向かい、ホテルで眺めのいい部屋をリクエストしたら、ビクトリア湾が見える最上階に案内してくれた。

香港は、山がちの狭いスペースに高層ビルが林立する人口過密都市だ。。夕方のネイザンロードを散歩したら、勝手気ままに歩く大勢の人波に揉まれて、ろくに歩けなかった。

彼らはぶつかる寸前まで、スマホから目を離さない。整然と歩行者が渡る渋谷のスクランブル交差点が、世界的な観光名所になるわけだ。

前髪にカーラーを巻いた若い女性が、堂々と大通りを歩いている。一瞬取り忘れかと思ったら、他にもそんな人を見かけた。これが香港ファッション?

街中の食堂や外食チェーン店は、相席が基本。ランチタイムは老若男女のひとり客同士が、小さなテーブルで肩を寄せ合う。ここでも人口密集を実感した。

安くてうまいあんまん屋の行列のすぐ近くで、ルイヴィトンの前にも行列ができていた。

物価は安くない。屋台に毛が生えたような食堂で食べたお粥が、一杯1000円弱だった。

再訪した「チョンキン・マンション」は、相変わらず大きな立方体のビル内に多数のゲストハウスが入居し、中はまるで迷路。部屋の多くは窓のないタコ部屋で、火災になったらまず助からない。

学生時代の貧乏旅行ではお世話になったが、さすがに今は命が惜しいから泊まるのは遠慮し、迷路の奥のインド食堂に日参した。

車道上は、テスラで溢れている。小さな都市国家(国家じゃないけど)内の移動には、EVが最適のようだ。

歴史博物館の主要なスペースは、習近平さんと五星紅旗のオンパレード。小学生や保育園児がクラス単位で見学に来ていて、あちこちで案内係がマイクを使い、ものすごい騒ぎになっている。

その一方、ビクトリア湾沿いの遊歩道には、広州アジア大会に「香港代表」として参加したメダリストの写真が飾られていた。

目立たないところで、香港アイデンティティを主張している。

「防犯カメラ作動中」どころか、「警察の無人機が監視中」の警告表示を見かけた。この地も、徐々に監視社会に?

地下鉄で1時間も走れば、もう中国本土だ。でも街中でGoogleFacebookLINEが遮断されず普通に使えるので、まだ西側の国のような安心感があった。

最終日、再び路線バスで空港へ向かう。うっかり空港前のバス停で降り損ね、そのままマカオとの国境まで行ってしまった。慌ててタクシーで引き返す。

なんとか、フィリピン航空マニラ行きに間に合った。

Hongkong, January 2026


0 件のコメント:

コメントを投稿

香港の休日

   久しぶりの香港。 空港から 2 階建てバスで九龍サイドに向かい、ホテルで眺めのいい部屋をリクエストしたら、ビクトリア湾が見える最上階に案内してくれた。 香港は、山がちの狭いスペースに高層ビルが林立する人口過密都市だ。。夕方のネイザンロードを散歩したら、勝手気ままに歩く大勢の...