この本によると、スーパーで値札を気にせず買い物ができれば、それだけで幸福度が上がるという。
何を隠そう、この私もスーパーで値段を気にしたことがない。
豆腐、納豆、バナナ、カイワレ大根、ネギ、豚の小間切れ、豆乳、白菜の浅漬け。
たまたま好きな食べ物が、こういったばかりなものなので…
引き続き、橘玲著「シンプルで合理的な人生設計」ダイヤモンド社 を紹介していきます。
・80歳まで生きるとして、人生はわずか4000週間。だからこそ、時間を上手に使うことが私たちの最重要課題になる。人生とは時間の使い方そのもの
・若者が映画を早送りしてまでタイパを最大化しようとするのは「友人との会話についていくため」。人間関係には大きなコストがかかるということ
→友だちを減らせば大量の時間資源(リターン)が生まれる
・睡眠や運動のように、無駄なように見えて実は重要な時間がある。それを考えれば1日に自由に使えるのは6~8時間しかない
→最小限のモノしかない家で暮らし、よい食材を使って適量のごはんを作り、テレビやインターネットから距離を置き、友人との人間関係も断捨離して、本当にやりたいもののために時間を使う
・選択をする必要が少なければ少ないほど、人生はより豊かになる
・選択を避けるもっともシンプルな戦略は、お金持ちになること。スーパーマーケットで値札をいちいち確認することなく、食べたいものを買い物かごに入れ、さっさと清算して店を出るだけでも、日々の幸福度は確実に上がる
・選択肢が多すぎると決められなくなり、幸福度が下がる。スーパーで6種類のジャムの試食に立ち寄った客の30%がジャムを購入したが、ジャムを24種類に増やすと、購入に結び付いたのは3%だった
・睡眠こそ、もっとも効果の高い成功法則。寝不足だと仕事や勉強のパフォーマンスが下がり、身体的な健康やメンタルヘルスを害し、アルツハイマー型認知症リスクが高まる。記憶や運動スキルの向上、イノベーションにも強く関係
→睡眠は最高の自己啓発
・1970年代には「睡眠にはなんの役割もない」と大真面目に唱える学者もいた。だがラットを眠らせないと平均15日で死亡する
・認知症の最大の予防は、ちゃんと眠ること
・短期的な幸福(快感)と長期的な幸福(成功)はしばしば衝突する。成功とは多くの場合、短期的な快楽を抑制することで長期的な利益を最大化すること
・テーブルのおいしそうなケーキをほおばるのが短期的最適化。ダイエットや健康のために我慢するのが長期的最適化。短期的最適化の特徴は幸福度が高いこと。長期的最適化は面白みがないが、将来的には幸福度がもっとも大きくなる
Wall painting, Yokoami Tokyo Japan |
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