蓼科と松本、2拠点生活2回目の冬。
とっても心地よい日々だが、唯一の誤算は、冬の松本が思った以上に寒いこと。標高が高い蓼科よりマシだが、それでも朝の気温マイナス5度はざら、マイナス10度を下回ることもある。
留守にする時は、マンションの水抜き作業が必須だ。
先日も冷え切った自宅に入る気がせず、つい近所のホテルにチェックインしてしまった。わが家から歩いて行ける、超マイクロツーリズム。
その中級ホテルの料金は、2食付1万3千円だった。コロナ禍で苦境に立つ観光業への支援で、いま長野県民は5千円OFFで泊まれる。さらに、飲食店などで使えるクーポン2千円分がつく。
松本市独自の補助も別にあり、ワクチン接種証明を見せれば3千円OFFプラス、クーポン2千円分。
さぁ、実質的な自己負担はいくらでしょう。
夕食の席を案内してくれた同じホテルマンが、翌日の朝食会場にも立っていた。遅番と早番が連続する、すごいシフトだ。
聞くと、まん延防止等重点措置が出てお客さんが減り、それに合わせてアルバイトも減らしたので、正社員にしわ寄せがきているいう。
疲れは隠せず、マスク越しにせき込んでいた。
フロントでは、「お客さんが少ないので、大浴場はほぼ貸切で使えます」と言われた。団体予約のキャンセルが相次いでいるらしい。
先日、海外出張から帰国した友人が「指定場所隔離」を食らった。窓の開かないホテルの一室に6泊。3度の食事は弁当で、朝昼晩、廊下に置かれた。
いくらタダとはいえ、このホテル・ライフは苦行そのものだ。日本経済を担って海外出張し、長距離フライトで戻った友への、この仕打ちはいったい…
国内感染者がゴマンと出ている今、海外から帰国したビジネスパーソンを6日も軟禁する意味が、どこにあるのだろうか。
蓼科では、職場の同僚のひとり息子、Mくんが、なぜか平日も家にいる。
「しばらく小学校に行かなくていいよ」と、ママに言われたのだ。
首都圏に住む親友Yくんと遊んだ後の、2週間の自主隔離生活。
田舎の小さな学校で、もしオミクロン株を広めてしまったら大変なのだ。
Mくんの学校では、子ども全員にタブレット端末が配られた。授業が動画配信され、それを見て課題を提出すれば、家にいても欠席にはならない。
実は学校がキライなMくん、かなり喜んでいる。
The Artworks from 「パルコ de 美術館」Matsumoto Japan |
0 件のコメント:
コメントを投稿