「野菜じゃない方のカブ」が主な収入源になってから、そろそろ7年。
久しぶりに証券口座をのぞいたら、1年前より残高が25%増えていた。
MSCI世界株指数が年間20%(ドルベースで)値上がりした上に、ドル円も12%円安にふれた。ミヤサカ・ファンドは8割強が外国株。両方から恩恵を受けられた。
世界のマーケットを国別に見ていくと、
アメリカ+26%。やっぱり去年も強かった。
ユーロ圏+13%。
中国-20%。
日本0%(笑)。相変わらず、です。
特に好調だったのは、オーストリア+36%。チェコ+44%。レバノン+66%。ボツワナ+78%。ジンバブエ+365%…(全てドルベース)
未来を予見する能力があったら、ジンバブエに集中投資したのになぁ…
一昨年から続く新型コロナウイルスとの闘いで、大きな役割を果たしているワクチン接種。当初、何年もかかると思われたワクチン開発を1年足らずで成し遂げ、多くの人命を救ってきたのが、米モデルナ社だ。
実はこの会社、10年前は社員たった一人のスタートアップだった。
そして当時の零細モデルナに、社員6000人の大企業CEOの座を捨てて転職したのが、38歳だったファン・バンセル氏だ。
「多くの患者を救う人生一度のチャンス」と決心したバンセル氏を、愛妻も「リスクを恐れないで」と励ましたという(12月27日付読売新聞)。
この2年で、モデルナ株は10倍になった。
ミヤサカ・ファンドは、そのモデルナ社に投資している。
ウソ。そんな先見の明、あるわけない。
でも調べてみたら、ナスダックETFなどを通じて、実はモデルナ株を6万円ほど持っている(らしい)。
パッシブ運用の偶然の産物とはいえ、こういう会社を自分のお金で応援できるのも、株式投資の魅力だと思う。
オミクロン株の蔓延で、各国政府は再び、自国民向けワクチンの確保に奔走している。虚偽申告で4度もワクチンを受けた人が、接種費用の自己負担を求められたという記事を読んだが、あの注射は1発3000円するらしい。
ベンチャー企業が育たない日本は、いつまでたっても国産ワクチンを作れない。今年もモデルナ社の売り上げに、税金を使って貢献するのだろう。
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