2021年11月19日

コロナに効くのは、カブとワクチン

 会社を離れて、はや7年。

 当時の同僚たちは、定年が視野に入ってきた。

 先日は、定年前研修があったらしい。ファイナンシャルプランナー(FP)との個別相談に臨んだ同僚が、とってもうれしい報告をくれた。

彼女と面談したFP氏が、

「私のDC年金(ミヤサカさんに聞いたまま選んだ)の額を見て、ちょーーーーーーーーーーーびっくりしていました」

「こんな完璧な選択、配分、見たことない、今までで一番高額だ、と言っていました」と。

 やったね!

 

 リーマンショック後、年金運用の重荷に耐えかねた会社が、確定拠出年金(DC)を導入。「これからは自己責任でやってね」とばかり、その運用を、我々社員に丸投げしてきた。

 値上がりする資産ほど、税の優遇を得られる制度だ。私は迷うことなく、全額を株式投資信託に投入した。さらに、労働人口が減っていく日本より、これからはアメリカや新興国の時代でしょうと、大半を外国株に振り向けた。

周りにも自説を吹聴してみたのだが…ミヤサカFPを信じてついてきてくれたのは、彼女ひとりだった(涙)

 

そして今、世界の株価(MSCI世界株指数)は、リーマンショック(2008年)の安値から6倍に値上がりした。

そしてこのコロナ禍でも、リスクが高いと言われる株式市場は、実はビクともしていない。

GAFAMはもちろん、ワクチンを開発したモデルナ、リモートワークの必需品ズームなど、コロナを奇貨とした外国企業の株価が、市場を押し上げている。

 

たかがお金、されどお金。

お金は、ないよりあった方が、人生の選択肢が広がる。

たったひとりでも、誰かの人生を、いい方向に変えられたかな?

ちょっとでも変えられたとしたら、すごくうれしい。 



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