5℃、4℃、3℃、2℃、1℃。
毎朝、玄関先で測る気温が、きれいに1℃ずつ下がっていく。
勤務先の自然学校では、何度か氷点下を記録し、雪も降った。
ヒタヒタと、冬の足音が。
近所の家は、ほとんどが夏の別荘なので、もうとっくに人影がない。
でも中には、定住しているもの好きが、わずかにいる。
「冬は、ひと月400リットルの灯油を使うよ」
「暖房費が月5万円かかるぞ」
彼らの話が本当なら、給料が、そのまま石油ストーブの燃料代に消えそう…
昨冬は、正月3が日まで、この森でがんばった。
大晦日 マイナス15℃
元旦 マイナス10℃
外の水道管が凍結して、洗面所もキッチンもトイレも、水が出なくなった。風呂場の水栓が、凍って破裂した。
夏向きに作られたこの家で、冬を越すのは無謀?
自然学校で働く契約は、来年3月まで。腹をくくるしかない。
ガソリンスタンドを往復し、家にある200リットル入り灯油タンクを満たす。ホームセンターで凍結防止ヒーターを買い、水栓に巻き付ける。
でも、リビングでストーブ2台ガンガン炊いても、すでに廊下と風呂、トイレの寒さといったら…
幸いコロナが一段落し、観光への支援が復活した。県民向け宿泊割引に加えて、地元市民向けの別の割引も再開。ダブルで使えれば、かなりお得だ。
いざとなったら、すぐ近くのリゾートホテルに避難しちゃおう!
でも、温泉旅館もいいなぁ。
露天風呂に浸かって、雪景色を眺めて。
バイキングの朝夕食付プランもあるよ。
じゃらんや楽天トラベルを見て、ちょっと冬が楽しみになったかも。
0 件のコメント:
コメントを投稿