ポートフォリオ内の累積リターン・ベスト3です。
①
JFアジア成長株ファンド 298%
②
Nasdaq
100 Trust ETF 252%
③
Berkshire
Hathaway Inc 243%
いずれも2000年前後、投資を始めた頃に買いました。そのままほったらかしにして、気がついたら3~4倍になっていました。
買って放置する。この単純な戦略は、リーマンショック級の大暴落を挟んでも、立派に機能します。この数字が証明しています。
ただし、個々の企業を放置すると、東電やJAL株のように紙くず同然になり得ます。投資信託やETFで市場に広く分散投資することが肝心です。
※③は一企業ですが、多くの子会社と他社株式を有するコングロマリットです
次に累積リターン・ワースト2です。
①
PowerShares
Global Clean Energy ETF -46%
②
VanEck
Vectors Vietnam ETF -30%
①
は、「テーマで買ってはいけない」という見本です。「化石燃料は30年以内に枯渇する」と仮説を立てて投資しましたが、惨憺たる結果です。
ジョセフ・ナイによると、米国のシェールオイル・ガスは今後200年持つそうです。パリ協定から離脱したトランプ政権の強気も、エネルギー自給の現実化が背景にありそうです。
再生エネルギー企業を個人的に応援したいので、このETFは売りません。
② ベトナム経済は、その人口構成や国民性、ASEAN域内の貿易自由化などで必ず離陸します。近々、現地に様子を見に行きます。
ワースト3を挙げるつもりでしたが、他はすべてプラスのリターンでした。ひたすら放置すれば、たいてい報われます(性格がしつこいだけかも?)
本ファンドは、日本に悲観的です。人口減少と少子高齢化への無策。日本企業得意の長時間労働は、「女性は活躍するな」と言っているようなものです。「乾いた雑巾を絞るようなコストダウン」からは、破壊的イノベーションは生まれません。
少しずつ円資産を減らし続け、今ではポートフォリオの81%が外貨建てです。当然、円が全面高になれば、その影響を免れません。
いざという時はバンコクにアパートを借りて、夫婦で慎ましく暮らします。
逆に日本国債がデフォルトし、超円安になれば大富豪です。市販の宝くじより、当選確率は高そうです。
自分と大事な家族を、日本国が抱えるリスクから切り離す。その手段としての国際分散投資は、すべての人に有効です。投資信託を使えば、1000円から気軽に始められます。
もし将来、大富豪になってしまったら・・・欲しいモノが思い浮かばないので、エミレーツやシンガポール航空のファーストクラスに乗って旅に出ます。
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