東京のコロナ感染者が、毎日30人を下回っている。
内心ホンマかいな?と思いつつ、1年ぶりに、トーキョーへ行ってみた。
新宿行きの「特急あずさ」は、空席だらけ。帰り道、終点・松本まで残っていた乗客は、同じ車両に2人だけだった。
「人流」いまだ回復せず…?
今回の宿は、「パリのアパルトマンのような」銀座のプチホテル。インバウンドが途絶えて、どのホテルも空いている様子。
夜は友人たちと、銀座のスペイン料理や南インド料理のレストランに繰り出した。こちらは逆に超満員。友人の声が聞こえないほどの賑わいようだった。
「黙食」は、もうやめたみたい。
東京で出会ったひとつの親切。
ホテルの隣で工事をやっていて、騒音が部屋まで入ってくる。ダメもとで、フロントに部屋の移動を頼んだ。「逆側はツインルームしかありませんが…」と、差額なしで広いツインルームに替えてくれた。
東京で出会ったひとつの不親切。
待ち合わせに遅れそうになり、大通りに出てタクシーを拾った。目的地に着いて財布を見たら、ぴったりの金額を払えそう。小銭を数えて差し出し、ふと目を上げると、ほんの10数秒の間に、メーターの金額が上がっていた。
そんなのあり? 車は停めても、メーターは止めない運転手…
留守中、天気予報によると、蓼科のわが家は氷点下まで冷え込む。
これまで冬に水道管を凍らせて、給湯器と風呂場の蛇口をぶっ壊している。そのたびに、かなりの出費を強いられた。
うっかり屋内の水回りを破裂させると、家じゅうが水浸しになるらしい。
ビビりまくって、旅に出る前に、屋外の凍結防止ヒーターをONにした。風呂場と洗面所とトイレの床暖房も、入れっぱなしにしておいた。キッチンの水栓まわりも、電熱線でグルグル巻きにした。
スマートメーターのおかげで、自宅の電力消費量が、出先からスマホで見られる。優雅な銀座ホテルライフの夜、ふと気になって、中部電力のサイトへ。
誰もいないわが家は、主がいる時の1.5倍の勢いで、黙々と電気を食べていらっしゃるようだった。
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