小学生の娘に「職歴質問」を受けた友だちが、
「あなたが生まれる前は、指揮者だったんだよ!」
と答えた。
いま自営業をしているその友だちは、学生時代のバイトで中学の吹奏楽部を指導し、100人を相手にタクトを振っていたという。
なんてカッコいい。
警察官に「職務質問」を受けると身構えてしまうが、小学生の「職歴質問」なら、自分も進んで受けてみたい。
なんて答えようかな。
学生時代のアルバイトでやったのが、郵便局の年賀状仕分け、ビル清掃、自閉症児の家庭教師。
新聞社を辞めて、株式投資と並行してやっていたのが、ゲストハウスの客室係、居酒屋ホール係、アマゾン倉庫のピッキング、デイサービスの運転手、ポスティング、交通量調査、中学校の学校登山ガイド、小学生向けサマーキャンプのリーダー、エステサロンの顔モデル、アウトドア誌やオピニオン誌のライター、在住外国人の日本語教師、貧困世帯の子ども向け塾講師、福祉車両で障害者の送迎、認知症グループホームの話し相手。
そしてこの4月(つまり来週)から、今度は公務員になる。
職場は、標高1800メートルの森の中だ。
週休4日。
さあどんな仕事でしょう。
守秘義務はなさそうなので、そのうちブログに書きます。
ついに自分も公僕、市民に奉仕する者、Civil Servant か。
感慨ひとしお。
でも「こんど公務員になるよ」と言ったとたん、「ウケる~」と笑う人がいるのは…なぜ?