2026年4月10日

アライグマのいる大学

 

「大学院生の皆さんは、マイカーで通学して下さい。この辺りは、暗くなるとアライグマが出没します。ハクビシンも出ます。キツネもタヌキもいます。クマは出ませんが、不審者は出ます.。徒歩や自転車で通うのは危険です

「院生室は、土足禁止。スリッパに履き替えるとき、中にムカデがいることがあるので気をつけてください。スリッパの中にハチがいて、刺されて病院送りになった人もいます」

入学式後のオリエンテーションで、唐突にこんなことを言われた。

4月から通う大学院は、市街地の外れにある。周囲を畑に囲まれ、校舎の背後に山が迫る。確かに、とても自然豊かな環境ではある。

さらに、こんなことも言われた。

「院生は夜中まで学校にいることが多いから、最終バスに間に合いません。マイカーは絶対に必要」

「院生は、精神的に追い詰められがち。辛くなったら学生相談室へ」

げ… 大学院って、そんなに大変なところなの?

好きで選んだ道とはいえ、早くも登校拒否になりそう。

 

学年ビリから偏差値を40上げて慶応大学に合格し、映画にもなった「ビリギャル」小林さやかさん(37)。大学院に進んで教育学を学んだ後、さらに米国に留学した。

読売新聞電子版に掲載された彼女のインタビューに勇気づけられたので、ここに少し紹介します。

・大学院で修士論文を書きながら、「なぜビリギャルはあんなにがんばれたのか、もっと深く知りたい」との思いが募った。「1回、海外に出たほうがいい」という予備校の先生の言葉を思い出し、30過ぎて米国に留学した

・留学先では認知科学を研究した。認知というのは「心の眼鏡」。人それぞれ心の眼鏡が違うので、物事のとらえ方も異なる

・私の認知の形成は、母の存在が大きい。母は、私が何をやっても「すごい」と感動してくれ、落ち込んでいると「それは失敗じゃないよ」と言って、自信をつけてくれた

・自信には2種類ある。一つは「自己肯定感」。幼少期にある程度決まってしまうもので、大人になってから向上させるのは時間がかかる

・もう一つは「自己効力感」で、成功体験を積み重ねることで伸ばる。日本の子どもは、失敗を「恥ずかしいもの」という意識が強いが、失敗しなければ、成功もできない

・そういう自分の経験から、大人の子どもへの声がけが大事で、まずは大人が自信を持つ大切さに気付き、帰国後にオンライン英会話サービスを始めた

・自信を持つためには、英語はいいツール。正しい方法で続ければ上達し、成功体験を積みやすい

Puducherry(Pondicherry), south India 2026


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アライグマのいる大学

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