2026年4月3日

神の見えざる手~心理系大学院合格体験記㊦

  

それまで第一志望校しか眼中になかったので、Y大学は説明会にも行かず、情報収集もいい加減。試験当日の朝、初めて校門をくぐりました。

午前の筆記試験は、S大不合格のショックを引きずって注意力散漫。午後の口述試験では、「時間はかかっても学部編入して公認心理士を目指すべき」など、かなり否定的なことを言われ続けました。

そして30分間の面接の後半、「では、これからロールプレイを行います」。

不登校の女子中学生に扮した女性教員を相手に、いきなりスクールカウンセラー役をやることに…

まったく予想もしていなかったので、完全にしどろもどろになってしまいました。

そして、結果は…

なぜか、合格。

成績開示を求めたら、400点満点中204点。ちなみに今回の合否基準得点(ボーダーライン)は174点。配点は、筆記試験200点・口述試験200点ということでした。

受験直前の8月に受けた予備校の実力診断テストで、私は総合7位でした。新宿・名古屋・新大阪校を合わせた受験者130数人中、上位5%に入っていたことになります。

予備校でいい成績を収め、本番で答案用紙を論述で真っ黒に埋めて、面接でもいい雰囲気だった…としても、落ちる時は落ちる。

逆に、筆記試験では集中力を欠き、面接も壊滅的だった…と思っても、受かる時は受かる。

受験後に成績開示を求めても、面接の配分が大きい以上、自分がどうして受かったか(落ちたか)は結局、わかりません。

先日、私立大の教員をしている知人に聞いたところ、「あくまで個人的意見だが」と断った上で、「費用対効果に厳しい大学の場合、老い先長くない受験生に対しては年齢差別があるかも知れない」とのことでした。

「筆記試験は全問が論述問題」「研究計画書の出来が合否を大きく左右」「配点全体に占める面接の割合が大きい」等の理由で、大学院受験は、今まで経験した高校・大学受験とはまったく別物で、極めて不確定要素が大きいと感じました。特に中高年層にとっては。

そうであれば、不確定要素を可能な限り減らすために、

・時間とお金に余裕があれば予備校に通って、受験のエキスパートから志望校のカラーに合った受験対策を授かる

・どの学校からご縁を頂けるかわからないので、できるだけ複数校を受験する

この2点が、特に重要になると思います。

なんとかスタートラインに立てた今、大学院の2年間で経験できる、豊富な実習を含んだ学びにワクワクしています。

専門知識を習得した上で、これまでの人生経験を生かし、人の心にそっと寄り添う黒子のような心理職になるのが、目下の目標です。

TG643 NRT-BKK    Feb 23 2026


神の見えざる手~心理系大学院合格体験記㊦

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