「臨床心理査定特論」で、SCT(文章完成法)という心理検査を受けた。
検査用紙に「子どもの頃、私は~」「私はよく人から~」「家の暮らし~」といった冒頭の文章だけが書かれていて、続きを自分で埋めていく。
全部で60問あり、30問に答えただけで四苦八苦、疲労困憊してしまった。
他のクラスメートは、苦もなくスラスラ書いている。私は「回答するのにひどく時間がかかる男」として、ひとつの査定材料にされてしまうのだろう。
終了後、クラスメートの回答を回し読み。毎日顔を合わせている彼女らの、いかにもその人らしい答えもあれば、意外な一面も垣間見られて、面白かった。
長年SCTの検査者をしてきた先生によると、「NTTや電通、博報堂の社員は上から目線」「メガバンクの行員はタテマエしか書かない」「わが校の学生は素直で感情的」「某国立大生は真面目で小難しく答える」そうだ。
神奈川県鎌倉市に本社を置き、ゲームアプリや広告などのコンテンツを発信する「カヤック」のCEO、柳澤大輔氏。彼の考え方には、自分が目指すところと重なるところが多かった。日経ビジネス電子版から一部を紹介します。
・経営者として、まず聞くようにすることを心がけてきた。自分が目指している世界の、少し先を行っている人に話を聞く
・「学生時代にどんなことをやったらいいですか」と、学生からよく質問される一方で、30代、40代から聞かれることは、まずない。そもそもその世代は「何をやったらいいですか」という問いを持っている人のほうが少ない
・でもよくよく考えたら、40代は50代の先輩に「40代で何をやったらいいですか」と聞いたほうがいいし、50代は60代に聞いたほうがいい。みんな自分だけ違う人生を生きたいと思っていても、だいたい先人と似たような課題に直面するから
・先人の知恵に学ぶ姿勢は、年を取るとともになくなっていくが、自分はなくならないよう意識している。本をたくさん読むようになったのも30代から
・自分が20代、30代で何をやってきたか。「人生を面白く味わい尽くすためにあらゆるチャレンジをして、半年に1回ぐらいは、何か新しいネタを話せる人でいよう」と思ってきた。それは今も一緒
・一方で、しつこく継続してやり続けることも増やしていく。創業以来20年以上、社長日記を書き続けている。結局は、地道な積み重ねがものを言う
・人生ですごく大きな変化というのは、5年、10年に1回ぐらい。でも、ちょっとした変化は毎年ある。過去とは全く違う見方で世界が見えたときに、面白い体験が起きる
・20代、30代でビジネスの最先端にいると、資本主義の競争原理の中で、人と比べられながら仕事をする。でも自己肯定感は、人より優れているという理由で生み出されるものではない。普通に生きているだけで幸せだという、単純なところから生まれる
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| Fort Kochi, South India 2026 |

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