2020年7月11日

3月生まれはかなり大変


お笑いトリオ「ジャングルポケット」、斉藤慎二さん(37)のインタビュー。私には戦慄の内容だった(以下、7月3日読売新聞より要約です)。

小3の時、クラスで一番小さくて「チビ」とからかわれてから、いじめが始まった。虫捕りに誘われて待ち合わせ場所に行くと、木陰から一斉に人が出てきて、「お前が虫だ」と袋だたきにされた。相手は11人だった。

 クラスで自分一人だけ、誕生会に呼ばれなかった。「姿勢が悪い」と彫刻刀で背中を刺された。血が出ても親や周囲に悟られないよう、黒い服を着た。

 小6になり、卒業アルバムの全体写真を撮るとき、「お前を写真に残したくない。来るな」と言われ、登校しなかった。

限界だと感じたある日、部屋で自殺しようとして兄に止められた。高校に進学すると、いじめは終わった・・・

家族にまつわる問題を研究する経済学者の山口慎太郎・東大教授によると、早生まれが圧倒的に有利で、「遅生まれ」が不利であることは、データでも示されている(以下、日経ビジネス電子版より要約)。

・小学校低学年では、4月生まれの子は3月生まれの子に比べて運動もできるし、勉強もできる。だから自信がついてリーダーシップもある

・その影響は大人になっても続き、4月生まれと3月生まれでは、30~40歳になってからの年収が3~4%も違う

・入学した高校の偏差値で比べても、4月生まれは3月生まれより平均4.5ポイント高い。体格や脳の発達に差がなくなる頃なのに、入学できる学校のランクが1つ違うほど差がある。

・20代前半で見た自殺率も、3月生まれの方が4月生まれよりも高い。クラスの中で自分は下の方にいたという意識が、メンタルヘルスにも悪い影響を及ぼしている

・ちなみに、同学年内における年齢差による影響は国によって差があり、北欧では20歳くらいになると消えてしまう


・日本は入試における序列が強いので、高校入試で年長者の方が相対的に偏差値の高い学校に入り、いい教育を受け、それが大学入試にも影響して、という形で年齢差の影響がずっと残り続ける

・実は、一番はっきり差が出るのは欧州のプロサッカーチーム。U-12やU-14など早い段階で選抜が始まり、同じ年齢カテゴリーの中で年長の子が選ばれ、いいコーチがついてさらにうまくなり、差がどんどん大きくなっていく

小1の時からクラスにできる、最大12か月の年齢差。

それが後々、ここまで大きな影響を及ぼすとは・・・




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